日時:2011年9月26日 11:27 | Permalink
絵画特別展「没後10年 杉村 惇 展 修練の軌跡-スケッチを中心に」
2011年9月27日(火)~11月27日(日)
絵画特別展 (財)カメイ社会教育振興財団作品受贈記念
没後10年
修練の軌跡 - スケッチを中心に
監修 杉村 豊
協力 仙台文学館 有限会社荒蝦夷
後援 宮城県 仙台市 塩竈市 宮城県教育委員会 仙台市教育委員会 塩竈市教育員会
河北新報社 NHK仙台放送局 TBC東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ
KHB東日本放送 Date fm
宮城県の美術界、教育界に多大な功績を残した杉村 惇(1907‐2001)は、日本を代表する静物画の名手として知られ、日展などに油彩画の大作を出陳した一方で、魅力あふれるスケッチも数多く描いています。
この度、(財)カメイ社会教育振興財団では、杉村家よりスケッチなどの貴重な資料のご寄贈を賜ることとなりました。第二次世界大戦中、軍需生産美術推進隊隊員として赴いた北海道・幌内炭坑で働く女性から、晩年の平成14年日洋展に向けての静物画の構想まで、半世紀あまりの間に描かれたスケッチの画題は静物、人物、植物、風景など多種多様で、そこには杉村 惇の制作への情熱と弛まぬ修練の軌跡が生き生きと残されています。
この度の受贈を記念し、まだ調査は完全ではありませんが、没後10年を経た今もなお輝きを放つ、杉村 惇の芸術世界の新たな一面を紹介いたしたく、杉村家、塩竈市所蔵の油彩画と共に、初公開となる作品も含めたスケッチを展示いたします。
併せて、作家、俳人である兄・杉村顕道(彩雨亭)の著作、俳画など関連資料の展示や、兄弟で制作した「宮城県郷土かるた」復刻版のご披露もいたします。
<関連イベント>
●ギャラリートーク 午後2時より ※予約不要・参加費は入館料のみ
10月1日(土)・11月12日(土) 杉村 豊氏(本展監修)
10月30日(日) 杉村 翠氏(杉村顕道・次女) 土方正志氏(荒蝦夷代表取締役)
11月6日(日) 有川幾夫氏(宮城県美術館副館長)
●杉村顕道 彩雨亭鬼談会 ※要予約
10月16日(日) 午後2時より
講談 「鳥海山物語」 一龍齋貞山/ 「伊達の鬼夫婦」 一龍齋貞寿
舞踏 「彩雨亭の狐たち」 恵狐(meco)
【ご予約・お問合せ】 彩雨亭鬼談会事務局(荒蝦夷内) TEL:022-298-8455
※ イベント開催時は展示をご覧いただけない時間帯もございます。
●10月16日(日)の「杉村顕道 彩雨亭鬼談会」は演出のため、照明を消させていただきますので、開催中は作品をご覧いただくことは出来ません。
また、開催時間前でも会場設営のため、ご鑑賞の妨げになる場合がございます。
●「ギャラリートーク」にはご観覧のお客様はご自由にご参加いただけます。
●ご観覧に多大なるご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解の上、ご来館いただきますよう、お願い申し上げます。
「塩釜(竃)市庁舎」昭和34年8月23日 「柘 榴」 昭和53年10月17・18日
「自画像」昭和27年10月4日 「働く人(幌内炭坑)」昭和18年
「厨卓(平成14年日洋展)」平成13年頃 「柿の葉」昭和63年11月8日 「キンキ(キチジ)」昭和31年2月