日時:2014年4月26日 18:03 | Permalink
原 秀一 洋画展 - 扉の詩(うた)・花の彩(いろ) ー
2014年4月29日(火・祝)-6月29日(日)
原 秀一はライフワークとして「扉」と「花」を描き続けている。
ガッシュとパステルの混合技法による作品には独特の深みと輝きがある。
「扉」は誘うようにわずかに開かれ、その向こうに広がる世界を想像し心が躍る。
扉はその時々の作家の自画像でもあるという。人々の暮らしが塗り重ねられた扉、
ポスターが貼られた賑やかな扉、、荘厳な聖堂の扉などさまざまな表情をみせてくれる。
「花」は作家の彩の追求から生まれた心の花、夢の花。静謐な青の空間に包まれ
色彩はより一層、魅惑的に響き合う。
本展では、1956年の河北美術展出品作から近作まで約20点を展示。
原 秀一が長い時をかけ創り上げてきた世界の扉を開き、作品との対話をお楽しみください。
毀れた扉 2009年 第23回日洋展 委員賞
青 の 刻 2012年 第44回日展
裏街の詩 1984年 第16回日展
アッシジ逍遥 1997年 第29回日展
劇場裏の通り 1978年 第10回日展
卓上の静物 1981年 第45回河北美術展 河北賞
碧 の 刻 2011年 第43回日展
夜の静物 1996年 上野の森美術館大賞展パリ展
【原 秀一 プロフィール】
1949年 仙台市生まれ。
1955年 河北美術展最年少入選(5歳から8歳連続入選)。
1977年 日展初出品初入選(以後84年まで連続入入選)。
日洋展初出品初入選(以後連続入選。79年、81年奨励賞受賞)。
1980年 宮城県芸術選奨新人賞受賞。
1981年 河北美術展河北賞受賞(76、80、81、82年知事賞他受賞、83年招待作家推挙)。
日洋展委員推挙。
1992年 日展会友推挙。
1995年 上野の森美術館大賞展優秀賞受賞。
1996年 河北美術展顧問推挙。
2000年 東京藝術大学絹谷幸二研究室に国内留学。 2011年 宮城県教育文化功労賞受賞。
2013年 宮城県芸術選奨受賞。
他 個展開催、展覧会出品多数。
]現在 日展会友 日洋会委員
河北美術展顧問 宮城県芸術協会委員
東北放送文化事業団評議員
東北福祉大学教授
関連イベント
5月31日(土) 午後2時より ギャラリートークを開催いたします。
予約不要、参加費は入館料のみです(65歳以上・高校生以下は無料)。