蝶
亀井昭伍切手コレクションより
「アフリカの蝶切手」
(令和3年度)
- 開催期間
2021年11月30日(火) - 2022年02月27日(日)
サザナミムラサキ(2004年タンザニア)
亀井昭伍(カメイ株式会社・相談役)の蝶切手コレクションより、アフリカの国々から発行された切手・絵はがきを展示いたします。
アフリカ大陸は北部に広大なサハラ砂漠があり、中央部の赤道直下の熱帯雨林とそれを取り囲むサバンナなどという気候区分で、他の熱帯地域の蝶と比べると色鮮やかな種類は少ないものの、独特な色彩を持つ蝶が分布する様相を呈しています。
中央部とその周辺に生息する「ドルーリーオオアゲハ」と「ザルモキスオオアゲハ」は、アフリカを代表する“二大巨蝶”と言われており、多くの国々の切手に登場しています。
その他、白地に赤や紫などの色彩がかわいらしい「ツマアカシロチョウ」の仲間や、ギザギザの尾が印象的な「フタオチョウ」の仲間、白や青に輝く「シンジュタテハ」の仲間、蝶としては珍しい真紅の「ベニイロタテハ」、青と白のグラデーションが美しい「サザナミムラサキ」など、この地域を代表する蝶の仲間たちをご紹介いたします。
また蝶展示室において、世界各地の蝶の標本約14,000頭を常設展示していますので、どうぞ合わせてご覧下さい。
ベニイロタテハ(1993年タンザニア)
ドルーリーオオアゲハ(1984年ブルンジ)
ザルモキスオオアゲハ(1963年中央アフリカ)
掲載 2021年11月19日