こけし

亀井昭伍コレクションより

「古作こけし名品展」

(令和4年度)

開催期間

2022年05月31日(火) - 2022年09月25日(日)

桜井 万之丞

こけしは私達の宝物

伝統こけしは、江戸時代後期の文化・文政期(1818~1830)に誕生したと云われています。農閑期の湯治の習慣が定着し、温泉土産が開発されて、こけしもその一つとして生み出されたようです。その時から今日までの長い年月の間、多くのこけし工人が生まれ、愛好家が育ち、そうして今日まで伝えられた伝統文化です。

展示のこけしは、明治時代から、昭和10年代に作られた「古作こけし」と称されるもので、こけしの歴史が偲ばれるものです。これらのこけしが製作されたのは、鉛筆よりも筆が身近だった頃、電気がまだこんなに明るくなく夜は漆黒の世界だった頃、車も少なく、新幹線も無い…、そのような時代のこけし達です。


<お知らせ>

7月27日(水)~8月1日(月)は臨時休館となります

※絵画展「東郷青児と二科ゆかりの作家展」の会期中(8月2日~10月2日まで)は、入館料が変更となります。

一般500円

・65歳以上中学生以下無料

こけし展のみのご見学をご希望される方も、上記の料金が適用となりますので、

何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

佐藤 周助

岡崎 久太郎

照井 音治

掲載 2022年05月24日

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