こけし
特別展
「新人工人のこけし展」
-新人及び製作再開工人たち-
- 開催期間
2022年09月27日(火) - 2023年01月29日(日)
東北地方で生まれ、作り続けられる伝統こけしの歴史は、200年におよぶと言われています。
こけしを製作する工人の数は、その時々により変動はあるものですが、昨今は減少傾向であることは否めない現状です。しかし、そのような中で、(こけし工人になりたい)という強い意志を抱きこけしの世界に入ってこられる方が、平成30年(伝統こけし最新工人録刊行)以降のこの5年でじわじわと増えてきました。また、長らく休業されていた方が製作を再開したという、うれしいニュースも得ることが出来ました。また、前回工人録に収録がかないませんでしたが、ご出品いただいた工人さんもおられます。
この度は、そのような20名あまりの工人の皆さまに作品をご出品いただき、当館収蔵の師匠そしてその系統のこけしと共に展示をし、伝統の継承に取り組まれているその作品を見ていきたいと思います。
- 出品工人 -
<中ノ沢系> 半澤正則、坂本恭啓、関根由美子
<弥治郎系> 池内潮音、上田康友、髙橋博斗
<遠刈田系> 熊谷仁奈、小松里佳、小山芳美、我妻 司
<山 形 系> 志田 楓
<鳴 子 系> 髙橋宣直、田邉 香、齋藤祥子、岡本 雄
<木地山系> 藤原勝郎、佐藤達雄、髙橋一成
<津 軽 系> 本田 功、本田英司、石川美祈子、盛 諒祐
※順不同・敬称略
掲載 2022年09月26日