こけし
カメイコレクションより
「東北の伝統こけし」
(令和4年度)
- 開催期間
2023年01月31日(火) - 2023年05月28日(日)
桜井 昭二 高橋 定助
こけしは轆轤(ロクロ)という工具で作られた木製の人形です。球形の頭に円筒形の胴という人型を表すシンボリックな形態をしています。師から弟子へと、(その形や模様、技と心・・)が継承されて、長い間作り続けられていきました。
こけしは、今から約200年前の江戸末期の文化・文政期(1804~1830)頃には作られていただろうと言われています。無くなりかけた時もありましたが、今日までたくさんの工人が輩出されてきました。この歴史は、工人の手から生み出されるこけしと、それに魅了された子ども達や愛好家の歴史であり、今後も絶えることなく続いて行ってほしい日本文化の一つです。
この展覧会では、戦後(昭和20年~現在)に作られた収集品より選び出したこけしを各系統ごとに並べます。伝統を受け継ぎながら、その時代の風土、工人の生き様をもうつす、それぞれの作品をお楽しみいただけたらと思います。
<同時開催>
齊藤純廣コレクションより「今 晃 おひなさま展」
期間 令和5年2月14日(火)~4月9日(日)まで
<お知らせ>
※3月1日(水)~3月5日(日)は臨時休館となります。
※絵画特別展「花の絵画展」の会期中(3月7日~5月21日まで)は、入館料が変更となります。
・一般500円
・65歳以上中学生以下無料
こけし展のみのご見学をご希望される方も、上記の料金が適用となりますので、
何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
川越 謙次郎
高橋 通 高橋 忠蔵
掲載 2023年01月26日