《ランプの集い》2024年

日展で特選を二度受賞し、審査員をつとめるなど高い評価を受け、現在の宮城県の洋画壇をリードする作家・渡辺雄彦（福島県相馬市出身、宮城教育大学名誉教授、日展会員、河北美術展参与）は、卒寿を超えて一層精力的に制作活動を続けています。

70年におよぶ画業の探究によって磨かれた独自の構成と空間表現で描いた静物画の大作を中心に、故郷の相馬野馬追に挑み新境地を開いた作品など、2016年から2025年に制作した作品を展示いたします。

大学を卒業して「これから絵の道で生きていこう」と心に誓ってから今年で70年になる。今回の展示は、せんだいメディアテークを会場に約70点の作品を並べて開催した「画業60年記念自選展」以降に制作した作品を中心に選んだものである。

途中、コロナ騒ぎで展覧会が中止になったり、自分の中でも静物画を描き続けることに疑問を感じて、テーマを古里の「相馬野馬追祭」に変えたり、いろいろあったが、結局元に戻って専ら静物画の研究を続けている。特に近作では画面構成にこだわって制作することが多くなったように思う。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　渡辺　雄彦（わたなべたけひこ）

◆ギャラリートーク◆

６月１１日（水）・７月１２日（土）　各日１４：００～

予約不要・参加費は入館料のみ

●作家の在館予定●

５月２０日（火）・６月２６日（木）PM　・７月２７日（日）

＜後　援＞

福島県相馬市　　在仙福島県人会　公益社団法人宮城県芸術協会　河北新報社　福島民報社

福島民友新聞社　朝日新聞仙台総局　毎日新聞仙台支局　読売新聞東北総局　ｔｂｃ東北放送

仙台放送　ミヤギテレビ　ｋｈｂ東日本放送　エフエム仙台