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こけし特別展「こけし・四寸の世界」
こけし愛好家・池上明氏はのコレクションの中から、四寸のこけしをその収集にまつわるエピソードを交えて展示いたします。
四寸という大きさに込められた美をお楽しみください。
ご挨拶
四寸のこけしでどれだけの工人の作品を集められるか、私がそんな収集を始めてみようと思い立ってから14年余の月日が経過しました。この間多くの同好の士のご協力も得て、集まった人数629人、総本数も1400本を超えました。今回はこの中から900本余りを、こけしや、その収集にまつわるエピソードもまじえてご披露いたします。
渡辺キンも稲毛豊も、高橋胞吉もその後継者も、同じ一工人というカウントの四寸収集、親子孫三代の競演、師匠とその弟子たちの競演を、小さなこけしの世界でご笑覧ください。
池上 明
協賛 書肆ひやね(東京・神田)
掲載 2011年08月25日