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亀井昭伍コレクションより「古作こけし名品展」

亀井昭伍氏(当財団副理事長、カメイ株式会社・相談役)がこけしに魅かれて収集を続け五十年あまりになりますが、
そのコレクションの中から明治、大正、昭和十年代に製作された作品を展示いたします。

 こけしは江戸時代後期に東北で生まれ、現代まで育まれてきた大切な郷土の宝というべき民芸品です。
親から子へ、また師から弟子へとその技術、型、そして精神が受け継がれながら、作り続けられています。
 戦前のこけしは、一般に「古作こけし」と呼ばれますが、現在まで受け継がれている伝統こけしの作家の
二代、三代前にあたる人々の作品になります。
 古作こけしを見ていると、その作者の生き抜いた時代の息吹、当時の東北の風土が垣間見られる思いが
しますし、一口にこけしと言ってもそのバリエーションの幅は、大変広く、おのおのの個性が土地や時代に
しっかりつながっていると思われます。
 どうかかつての日本、東北のこけし人形の世界をお楽しみ下さい。

 

 

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                                                  【袖珍こけし】

 

 

 

 

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                     【佐藤雅雄 昭和15年頃】

 

 

 

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                     【小椋久四郎 昭和初期】  

 

 

 

 

 

 

10月2日(火)~10月9日(火)は、臨時休館いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

掲載 2012年09月16日

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